6畳からスタート!悩ましい狭い部屋を広く見せる模様替えのコツとは?
インテリアコーディネートは、決して外国のドラマに出てきそうな広い部屋だけを対象とするものではありません。6畳程度の狭い部屋でも、インテリアコーディネートの考え方を応用することでおしゃれにできるんです。今回は、狭い部屋を広く見せる模様替えのコツをお伝えします。

こんにちは、アムステルダム在住のKaoriです。
一人暮らしや、家族用でも賃貸住宅の部屋は、狭く窮屈な空間が多いですよね。
収納も少なく、どうレイアウトして良いか迷うことはありませんか。
快適に暮らす部屋づくりはもちろん、おしゃれなインテリアにまとめたい!
悩ましい限られた空間をうまくレイアウトするポイントをご紹介します。
無駄な家具を買わない

限られた空間で置けるスペースが決まってしまっているので、大きなものはなるべく置かないのが基本的なポイントです。
必要な家具に絞り、「まだ使えるから」「安いから」「あったら便利」という誘惑には負けないようにしましょう。
家具選びの際、空間の割合的に大きなベッドや収納家具などは、ソファベッドや収納付きなど+αの機能があるものがおすすめです。
省スペースで有効的に空間を使うことができます。
季節や年々トレンドが目まぐるしく変わるため、つい目新しいものが欲しくなってしまいますが、余分なものは置けば置くほど狭い部屋は窮屈に感じてしまいます。
「視界の抜け」を作る家具の配置

実面積以上に広く見せるためには、空間に「余白」や「抜け」を作ることが大切です。
空いているスペースはつい”余っている”と思ってしまいますが、余白があるからこそ空間は生きるもの。
壁や天井の面積を広く見せるために、少しでも低い家具で整え、家具の方向を揃えるとすっきりとまとまります。
また、外へ目線を持っていくことができるため、窓は余白・抜けを作る要です。
窓の前に行き詰った印象を与えないよう、家具で塞がないようにすると広がりが生まれます。
明るめの色合いをベースにカラーコーディネート

色彩科学の中では、色には「膨張色」と「収縮色」という種類があります。
黄色や赤系などの暖色や、淡い色、白などは空間に広がりを感じる色。
一方、黒や青系の色、濃く強い色は引き締まった印象を与えます。
少しでも広い印象を持たせるには断然「膨張色」に属する色合いでまとめるのがおすすめです。
一方、ポイントになる小物に黒や濃いめの色を入れるとアクセントになります。
抜けのある部屋でありながら、メリハリが効いておしゃれな印象を加えることができます。
まとめ
いつか広い部屋に住むのが憧れだとしても、これらのポイントは狭い部屋から広い部屋へも応用が効くポイントです。
まずは基本的なコツを抑えて、狭くても快適でおしゃれな部屋を叶えてくださいね。
まだまだコツはあるので、興味のある人は以下のページも参考にどうぞ。
参考:狭くてもOK!一人暮らし向けワンルームのインテリア発想法
それではまた、Kaoriでした。