コツはこの3つ!簡単にできるリビングのインテリアコーディネート
おしゃれに自信がなくてもできる!リビングのインテリアを、上手にコーディネートするための3つのコツをお伝えします。

こんにちは、フリーのインテリアコーディネーターいのこです。
そろそろ新作の家具や照明器具が出てくる時期、プランニングのために日々チェックしています!
今回のテーマはリビングのインテリア。
リビングは、のんびり過ごしたり来客をもてなしたりと、公私ともに生活の中心となる空間です。それだけに、インテリアにもこだわりたいものですよね。
でも、インテリアコーディネートには自信がないという人も多いのではないでしょうか。
そんなリビングのインテリアを、上手にコーディネートするための3つのコツを今回はお伝えします。
コツ1:ベースとなる色から決めていく

部屋全体がまとまって見えるか雑然として見えるかは、色の使い方で決まります。
原則として、大きな面積を占める部分から決めていきます。大きな面積を占める部分の色で、空間の印象のベースが決まるためです。
インテリアのカラーコーディネートは、「ベースカラー」「メインカラー」「アクセントカラー」の順に決めていくと失敗しにくいです。
ベースカラーとは床や壁、天井の色です。しかし、部屋を決めた時点ですでにこれらの色は決まっていることがほとんどですから、これらの色に合うようにメインカラーを決めていきます。
メインカラーとは、ソファやテーブル、収納キャビネットなどの家具の色です。
ベースカラーはたいてい白やグレー、ブラウンといった色ですから、これらと似ていて濃淡が違う色を持ってくるとバランスよく見えます。
最後はアクセントカラーを決めます。
アクセントカラーとは、クッションや照明器具、壁に飾る絵などの比較的小さな面積のアイテムの色です。
ベースカラーやメインカラーとは異なり、好きな色を使ってもOK! アクセントをつけるために使いますから、はっきりとした色を使うとメリハリが出ますよ。
コツ2:フォーカルポイントをつくる

フォーカルポイントとは視線が自然に集まる場所のこと。
インテリアというと、どうしてもカーテンや家具のことをイメージしますよね。
しかし、実際には壁面が与える印象が大きいんです。
だから、壁面の一部にうまくフォーカルポイントを作れると、センスあるインテリアという印象を引き出せます。
リビング内にフォーカルポイントをつくるなら、壁面に大きめの額を飾ったり、壁の一部分にウォールステッカーを張るなどの方法が簡単です。
廊下からリビングに入った時に、正面側の壁面がありますよね。そこにフォーカルポイントをつくると効果的です。
コツ3:リビング収納で部屋をスッキリ!

リビングはさまざまな生活アイテムを使う場所なので、つい散らかりがちですね。
人は、視界に入るアイテムの数が多いほど、入ってくる視覚情報が増えるためリラックスしにくくなると言われています。
基本は隠す収納がおすすめです。
隠す収納としては主に2つ方法があります。
ひとつは扉つきのキャビネットに収納する方法、もうひとつはボックスなどを利用して棚に並べる方法です。
リビングの広さや形状に合わせて選びましょう。
リビング全体の面積にもよりますが、収納家具を置くのは1~2点まで。
キャビネットを置くなら、圧迫感を出さないように腰の高さを超えないタイプがおすすめです。
また、すべての壁面に家具を置くと狭く見えてしまうため、何も家具を置かずに見せる壁面を一面は確保しましょう。
まとめ
「色」「壁面利用」「収納」という3つのコツを押さえていれば、あとはこまかいところは気にしなくても大丈夫!
上手に取り入れて、自分好みのインテリアづくりを楽しんでみてくださいね。
ではまた、いのこでした。