北欧インテリアを実現するなら絨毯(じゅうたん)の選び方はどうする?
北欧インテリアの中で、ファブリック(布もの)は大きなポイントを占めています。特に面積の大きな絨毯(じゅうたん)の選び方次第で、おしゃれな北欧インテリアにもダサい「なんちゃって北欧)にもなります。今回は、おしゃれな北欧インテリアを目指して絨毯の選び方をお伝えします。
こんにちは、megumiです。私生活では北欧インテリアが大好きで、中学生の母親をやっています。
冬の寒さ対策のために、北欧の人々はさまざまな工夫を施していました。その中のひとつである、絨毯やラグは足元の保温のために重宝されています。さらに、絨毯やラグはインテリア性を向上させるためのアイテムとしても重要です。
ただし、絨毯やラグの使い方にはセンスが問われるのも事実です。部屋全体の雰囲気と合わない絨毯を敷くと、いかにもちぐはぐなインテリアとなってしまいます。
今回は、絨毯やラグ選びの基本から北欧風にするためのポイントまでお伝えしたいと思います
使いみちや家具の大きさから絨毯のサイズを考える
すでにある家具や目指すライフスタイルなどに合わせて、絨毯やラグのサイズを考えることが重要です。
例えば、ローテーブルを使わずにソファの前は自由に使いたいという方も中にはいるはず。そのような方はソファサイズが2〜3人掛け(W140〜180cm)だとしたら、よくある使いやすいサイズの140×200cmで問題ありません。
子どもがいてラグの上で自由に遊ばせたいといった希望がある方は、もっと大きいサイズをチョイスしてもいいですね。
ラグのサイズは、家具との兼ね合いも重要です。おおよそ、ソファ幅よりも20%ほど大きいとバランスが良いとされています。
ソファの前にローテーブルを配置したい場合、小型のテーブルであれば140×200cmサイズのラグでも対応が可能。絨毯の上でくつろぎたいときには、大きめな200×200cmや200×250cmを選択すると余裕がありゆったりと使用できますよ。
インテリアのための絨毯選びには素材の性質把握が大切
絨毯やラグ選びではついついデザイン性を重視しがちですが、実は素材や機能性も大切な要素です。
丈夫で強いナイロン素材
ナイロンは軽い割に丈夫で弾力性にも富んでおり、絨毯やラグには最適な素材。耐水性や耐薬品性もあり、さまざまな用途で活躍しています。
家庭で使いやすいように、ホットカーペットや床暖房にも対応している絨毯やラグも存在しています。
その一方で静電気を帯びやすく、ピリング(毛玉)ができやすいのに注意してください。
しわになりにくいポリエステル
ポリエステルは丈夫で形態安定性にも優れ、シワになりにくい素材です。防ダニ加工やアレルゲン抑制、ホットカーペットや床暖房に対応していることも多いです。
マイナスポイントとしては、強度に関してナイロンには敵わないこと。とは言え壊れやすいわけではないので、普段使いには問題ありません。
肌にソフトな自然素材の綿
中には、自然素材のナチュラルさが好みという方もいるでしょう。そんな方には綿素材がおすすめ。綿は吸湿性や保温性に秀でていおり、肌触りがよいのが特徴です。
自宅で丸洗いできるのですが、洗濯すると縮みやすいので注意しましょう。摩耗によって毛羽立ちしやすいため、長く使用していると劣化が目立ってしまいます。
絨毯やラグで実現する北欧インテリアカラーのコツ
北欧インテリアでは、テキスタイル(織物などの布地)を主役として使うことがあります。絨毯やラグ選びは、北欧風を目指すのであれば欠かせないポイントです。
まず考えたいのが、絨毯やラグの色選びをどう考えるのか。ベースカラーかアクセントカラーとして位置づけるのがおすすめです。
例えば絨毯やラグを広範囲に敷いてベースカラーとして使用したい場合、シンプルでナチュラルなデザインのものがおすすめです。色もアイボリーやベージュといった、他の色とコーディネートしやすいものをチョイスするとよいでしょう。
また、ソファやカーテンと同系色のものを選ぶと統一感が出やすくなりますよ。
アクセントとする場合は、デザイン性が高くカラフルなものを選択すると北欧インテリアらしくなります。北欧風のシンプルなデザインのソファやローテーブルとは好相性ですね。
北欧インテリアでもシックな感じが好きな方は、モノトーンを取り入れると落ち着き感が出てきます。
特に柔らかいグレーをフル活用すると、北欧らしいソフトな雰囲気と共にスタイリッシュな印象もプラスしますよ。
まとめ
アクセントにもなる絨毯は空間全体をグッと引き締めて、部屋の印象をガラリと変化させてくれます。
極端に言うと、家具を全く買えずに絨毯やラグを敷くだけで北欧っぽいインテリアを実現することもできるのです。
色やサイズに配慮して、部屋をあなたの好む北欧風に染め上げてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございます、megumiでした。では、また。