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一人暮らし×アジアンテイストを目指すためのインテリアコーディネートの工夫とは?

Posted: 2018/07/27
いのこ いのこ

アジアンテイストというと、雑貨や家具を買い込む必要があって一人暮らしの部屋だと実現しにくいと思っている人がいるかもしれません。しかし、手軽な方法でアジアンテイストを実現する方法もありますのでご紹介します。

一人暮らし×アジアンテイスト―インテリアコーディネートの工夫とは?

こんにちは、フリーのインテリアコーディネーターいのこです。


今回のテーマは一人暮らしのアジアンテイストインテリア。落ち着きと開放感の両方が味わえる独特な雰囲気を好きな方も多いのではないでしょうか。

一人暮らしの部屋だと難しそうに見えるアジアンテイストのインテリアですが、手軽に楽しめる方法がありますので紹介していきますね。

アジアンテイストのインテリアに欠かせない要素はこれ!

アジアンテイストのインテリアに欠かせない要素はこれ!

アジアンテイストのインテリアというと、バリやプーケットといったリゾート地のホテルンテリアのイメージが強いかもしれません。

しかしモロッコなどの中東で一般的なボヘミアンテイストや、中国の伝統的なインテリアであるシノワズリーテイストといったインテリアも、広い意味ではアジアンインテリアです。


テイストによってカラーバランスや家具のデザインなどは変わりますから、まずはどのタイプのアジアンインテリアをめざすのかを決めましょう。


よく知られているリゾート地を思わせるアジアンテイストのインテリアにしたいなら、ベースカラーは濃いめのブラウンです。

ボヘミアンテイストのインテリアにしたいなら、ベースカラーはブラウンで変わりませんが、鮮やかなピンクやグリーンといった色を組み合わせるのがポイントです。

シノワズリーテイストなら、ブラウンよりも黒をベースとして、ゴールドや朱に近い赤などの色を組み合わせることが多いです。組み合わせる家具や照明器具は、ラタンや竹といった自然素材を使った商品を選ぶといいですね。

またラグやクッション、タペストリーといったファブリックを上手に組み合わせるのも特徴です。


こうした要素を押さえてコーディネートしていくと、好みのアジアンテイストのインテリアがつくりやすくなりますよ。

ファブリックとカーテンで手軽にアジアンテイストを楽しもう

ファブリックとカーテンで手軽にアジアンテイストを楽しもう

アジアンテイストのインテリアをつくるために、自然素材を使った家具をそろえるのはなかなか難しいもの。

そこで家具よりも小さなアイテムであるファブリックやカーテンを活用して、アジアンテイストを演出してみましょう。


たとえば光沢のある素材のファブリックをソファやベッドに掛けたり、クッションカバーとして使ったりすると、少し高級感のあるアジアンテイストが出せます。

色はアイボリーやブラウンであれば合わせやすいですね。


ファブリックをアクセントカラーとして使うなら、前述したピンクやグリーン、ブルーといった鮮やかな色を組み合わせると個性的な雰囲気が楽しめます。


こうした色のきれいなファブリックをより魅力的に見せるには、カーテンは逆にベーシックな色にするのがおすすめです。

ブラウンやベージュといった茶系の色のカーテンや、木製ブラインドを窓まわりに使うことでアジアンテイストが出せます。

ペイズリー柄やボタニカル柄などの柄が入った綿や麻のファブリックをカーテン代わりに窓辺にかけるのもおしゃれですよ。

照明や雑貨を使ってさらにアジアンテイストを演出しよう

照明や雑貨を使ってさらにアジアンテイストを演出しよう

アジアンテイストのインテリアをつくる際に、意外と重要なのが照明器具と雑貨です。


まず照明については一般的な天井付けのシーリングライトではなく、天井から吊り下げるペンダントライトを使うのが基本です。

ラタンなどの自然素材やベージュ系のファブリックでできたシェードの照明器具だと、アジアンテイストをよりしっかりと出すことができます。


またアジアンテイストのインテリアでは、陰影を上手に使うとセンスの良さを感じさせます。煌々と室内を明るくするのではなく間接照明を活用しましょう。

スタンドライトやスポットライトの光を壁面に当て、反射させてやわらかい光を楽しむのがおすすめです。


次に、雑貨もアジアンテイストのインテリアには欠かせないアイテムのひとつ。

植物をモチーフとしたボタニカルアートの額を飾ったり、木製のオブジェを並べたりするとアジアンテイストをより楽しめるはずです。

まとめ

アジアンテイストのインテリアは、和モダンテイストと共通する部分が多く、私たち日本人にはなじみ深い雰囲気があります。

一人暮らしのコンパクトな部屋の場合、カーテンや照明器具といったアイテムをアジアンテイストにするだけで比較的簡単に雰囲気を演出できますから、ぜひ試してみてくださいね。


ではまた、いのこでした。

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