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高校生男子のおしゃれ部屋の考え方とは?【元インテリアコーディネーターならこうする】

Posted: 2018/06/26
megumi megumi

高校生の男の子を持つ保護者の方へ、元インテリアコーディネーターがお部屋づくりの考え方をお伝えします。特に母親からするとナゾの生き物にしか見えない高校生男子。そんな子どもの扱いも考えたいと思います。

高校生男子のおしゃれ部屋の考え方とは?【元インテリアコーディネーターならこうする】

こんにちは、megumiです。私生活では北欧インテリアが大好きで、中学生の母親をやっています。


成人男性へと近づきつつある高校生男子。母親にとっては、理解できないところが沢山あったりしませんか? 私も、今の中学生でさえ大変なのに、さらに高校生で身体が大きくなってきたらどう対処すればいいのでしょうか。ちょっとだけ心配です。小学生まではかわいかったんだけどなあ(泣)


特に悩みの種なのが、お部屋の片付けですね。

私は元インテリアコーディネーターなので、やっぱり子ども部屋もちょっとはおしゃれにしたいんですよ。でも、勝手に片づけたり模様替えしたりしたら怒られますし、きれいにしてもすぐモノを無造作に床に放り出して、汚くなってしまいます。

たぶん、高校生の男の子を持つ方ならたいがいは同じはず。「部屋がいつもグチャグチャ! 何度言っても片付けしない(怒)」と感じている方も多いのではないでしょうか。


今回は、そんな高校生男子を持つ保護者の方に向けて、元インテリアコーディネーターとして考えたおしゃれで使いやすい部屋のポイントを紹介します。私のところも、これでうまくいけばいいな……なんて思っています。

本人の意見を取り入れてインテリアスタイルを提案

本人の意見を取り入れてインテリアスタイルを提案

心も体も大人の男性へと成長する段階……それが男子高校生。

赤ちゃんの頃から知っている母親からすると、混乱することがあるかと思います。中学生くらいから、あまり自分のことを話さなくなったという方も多いのではないでしょうか。


そんな中でも、子ども部屋を清潔感のあるおしゃれな部屋にしたい方もいますよね。

まあ、子ども自身に「どんな部屋にしたい?」と聞いても、答える子どもはごくわずかかもしれません。

本人も、実はどんな部屋がいいのか分からないということもありえますからね。それに、そもそもインテリアの知識がない場合も多いでしょう。


そこでおすすめなのが、本人にインテリアの選択肢を提示して、その中から選択させることです。

まず、普段から子どもとの会話を欠かさないこと。むっつり押し黙りがちな子も多いですが、しつこくない程度に話しかけた方がいいですね。

そして、子どもの好みそうな雰囲気のインテリアスタイル(北欧やヴィンテージ、シンプルモダンなど)の画像や雑誌などを、実際に見せてみてはいかがでしょうか?

自分好みのインテリアを答えさせるよりも、好みのものをチョイスする方が容易です。


ただし、その前に子どもの好きなインテリアスタイルを把握する必要があります。その上で、子どもの希望や意見を取り入れつつ一緒に部屋を作り上げましょう。

あくまで子どもが主体、親はサポートとして徹することが重要です。何とか、子どもから意見を引き出したいですね。

日頃の収納がしやすいレイアウト・家具をチョイス

日頃の収納がしやすいレイアウト・家具をチョイス

一度きれいにしたとしても、気が付くとまた散らかっている。カバンやゴミなどが、あちらこちらに散乱しているということも珍しいことではありませんね。こんなお部屋に対処するには、どうすればいいのでしょうか。


実は、部屋全体のレイアウトが部屋を散らかりやすくさせている可能性があります。たとえば、机と本棚が離れていると、つい本を元に戻すのが億劫で机や床に積み重ねてしまうものです。


レイアウトの改善案として、「ゾーン分け」をしてみるのはいかがでしょうか。

ゾーン分けとは、作業別にレイアウトを分けることです。学習するためのゾーンや趣味のためのゾーン、着替えや眠るためのゾーンといった形で、部屋の中を区分けします。

学習ゾーンの場合、デスクと本棚を近くに配置することで必要な参考書や問題集など、すぐに手に取ることが可能です。

無駄な動線(人が自然に動く通り道)が無くなると、部屋を効率良く使えるだけではなく、片付けしやすくなるためモノも散らかりにくくなります。


他には、家具の使いにくさも影響しているかもしれません。一度、見直しをおすすめします。

たとえば小学生の頃から使用している本棚があり、現状収納スペースが足りなくなっているということがありませんか?

本が床に無造作に置かれている場合には、新しい家具購入を検討してみましょう。

nokotiでも、無限に横連結ができる本棚があります。本棚スペースが足りなくなったときに付け加えることが可能です。

【参考】無限横連結本棚【+Plus】プラス 本体+横連結棚1体セット

ディスプレイを通してインテリアの楽しさを見出す

ディスプレイを通してインテリアの楽しさを見出す

自分の部屋への愛着を深めるために、子どもの好きなものを飾るディスプレイコーナーを設けてみてはいかがでしょうか?

ディスプレイはフォーカルポイント(部屋の中で目を引くエリア)になり、部屋の印象をグッと引き締める効果があります。


ただし、闇雲に好きなものを並べれば良いというわけではありません。おしゃれなディスプレイコーナーを作るためには何点かポイントがあります。


まずは大きなテーマをつくり、メインとなるアイテムを決めることが重要です。

簡単なのは、部屋全体のインテリアスタイルと同じテーマにすることでしょう。たとえば、ミッドセンチュリーの部屋でしたらミッドセンチュリー風オブジェや家具のミニチュアなどが考えられます。


飾る場所や色合いバランスも大切です。背景となる壁の色や、周りにある家具を意識して配置します。

一度、配置した後は少し遠くから眺めてみましょう。親子で話し合いながら、いろいろと模索しても楽しいですよ。


ディスプレイする場所がない場合、シェルフやラックといった家具でディスプレイコーナーを確保してみてはいかがでしょうか。

私のおすすめはnokotiの「天然木チーク材北欧アンティーク風リビング収納シリーズ【amulet】アミュレット/シェルフ」です。

上部3段が棚になっており、下部には扉付きのキャビネットになっています。

ディスプレイと収納機能の両立が可能で、しかもおしゃれです。チーク材のシックな雰囲気とスタイリッシュなフォルムが部屋に置いておくだけで絵になります。

【参考】天然木チーク材北欧アンティーク風リビング収納シリーズ【amulet】アミュレット/シェルフ

まとめ

いかがでしたでしょうか。現状汚い男子高校生の部屋でも、アイデア次第でおしゃれで清潔感のある空間にすることは不可能ではありません。

将来のためにも、自分の部屋の管理や維持をきちんとできるようになってほしいですよね。少しずつでも大丈夫なので、子どもに実践してもらえるよう促していきましょう。


最後までお読みいただきありがとうございます、megumiでした。では、また。

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