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一人暮らしのベッドの選び方とインテリアコーディネートの工夫とは?

Posted: 2018/05/23
いのこ いのこ

一人暮らしの人にとって、ベッド選びに失敗すると生活の質ががた落ちしてしまいます。部屋が狭くなって動きづらくなりますし、収納スペースがなくなる、そもそも寝づらい、でも簡単に買い換えられないなど、ベッドの質が生活の質に直結してくるわけです。
今回は、ベッド選びを成功させるポイントをお伝えします。

一人暮らしのベッドの選び方とインテリアコーディネートの工夫とは?

こんにちは、フリーのインテリアコーディネーターいのこです。


さて、今回のテーマは一人暮らしのベッド選びです。ベッドは家具の中でも大型ですから、部屋の中で占める面積が広い分インテリアに与える影響も大きい家具です。

インテリアとのバランスを考えながらどんなベッドを選んだらいいのか、使い勝手や見映えも考慮しながらそのポイントをご紹介しましょう。

できるだけ部屋を広く見せられるベッドのタイプは?

できるだけ部屋を広く見せられるベッドのタイプは?

ワンルームや1Kといった間取りの場合、部屋に入ると必ずベッドが目に入ります。

一人暮らしであればシングルサイズかセミダブルサイズを選ぶことがほとんどですが、同じサイズでも部屋を広く見せるタイプと狭く見せるタイプとがあります。


まずは高さです。

床面からベッドのマットレス上面までの高さは商品によってさまざまで、マットレスの厚み程度の商品もあれば、脚付きで40㎝近くある商品もあります。

幅100㎝、長さ200㎝前後という大きさの家具ですから、高さによって圧迫感は大きく変わりますよ。


そして形。

頭を向ける側に設置されるヘッドボードと呼ばれる部材がついているかどうかで、さらに圧迫感の大きさが変化します。

カーブが付いたデザインのヘッドボードはおしゃれですし、棚やコンセントがついたヘッドボードは便利ではあります。

しかし、マットレスの上面からさらに20~30㎝ほど立ち上がってくるため、ベッドの存在感がどんどん大きくなることに。

基本的にヘッドボードがついたタイプのベッドは、寝室スペースの中心にゆったりと置いてその存在感を味わうのがベスト。したがって、べッドを中心に置けないワンルームや1Kの部屋では避けた方が無難です。

できるだけ圧迫感を少なくしたいなら、シンプルなベッドフレームのタイプや高さが抑えられるタイプを選びましょう。

収納付きを選ぶと超便利!

収納付きを選ぶと超便利!

一人暮らしの部屋はもともと収納スペースが少ないケースが少なくありません。そのため、すき間スペースを有効に活用することが部屋をすっきり見せるコツでもあります。

床面からマットレスの間に収納スペースがついたタイプは、かなり収納量があるので活用したいですね。


引き出しタイプならベッドカバーやタオルケット、タオル、パジャマといったベッドや睡眠に関するアイテムを収納すると便利です。

跳ね上げタイプなら掛け布団や毛布、シーズンオフの衣類、トランクなど場所をとるアイテムを入れられます。


ベッド本体の高さは脚付きタイプとほぼ変わりませんから、先ほど述べた圧迫感を心配することもありません。

普段よく使う物は部屋についているクローゼットに、季節物や年に数回程度しか使わない物はベッド下の収納スペースに収納して上手に使い分けしましょう。


収納付きが苦手な人は、脚付きタイプがおすすめ。市販の衣装ケースをベッドフレーム下のスペースに入れると有効活用できますよ。

ベッドフレームのカラー、初心者はまずホワイト系を選んでみよう

ベッドフレームのカラー、初心者はまずホワイト系を選んでみよう

最後はベッドフレームのカラーについて。


部屋の中で広い面積を占めるベッドですから、どういったカラーを選ぶかは部屋全体の印象を左右します。

シンプルな形状で脚や収納が付いているタイプは、ベッドフレームの位置がかなり低いためどんな色でもあまり目立ちません。


ヘッドボードが付いているタイプを選ぶなら、できるだけ圧迫感が出ないようホワイト系を選びましょう。

賃貸の部屋はたいてい壁面がホワイト系のクロスで仕上げてありますから、ベッドをコーナーに置けば壁面と同化して大きさを感じさせず、部屋が狭く見えることはありません。


ホワイト系が苦手なら、明るめの木目もおすすめです。ホワイト系の次に圧迫感が少なく、ホワイト系よりもやわらかい雰囲気のインテリアになりますよ。

まとめ

一口にベッドといってもその選び方は意外と難しいもの。

紹介したポイントを参考に、インテリアや自分の好みに合ったベッドを見つけてみてくださいね。


ではまた、いのこでした。

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