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一人暮らしのインテリア小物選びはアイテム厳選で!ごちゃつかない楽しみ方とは?

Posted: 2018/04/23
いのこ いのこ

インテリアにうまく小物をアレンジできると、おしゃれ感が高まります。その一方で、買いすぎて「こんなはずじゃなかった……」と嘆く羽目になることも。今回は、一人暮らしのちっちゃな部屋に住む人に向けて、失敗しない小物選びを説明しますよ!

一人暮らしのインテリアにおける小物選び

こんにちは、フリーのインテリアコーディネーターいのこです。


今回のテーマは、一人暮らしのインテリアと小物の関係についてです。一人暮らしを始めると、インテリア小物を集めて飾ったりしたくなりますよね。

インテリア小物を飾ること自体はいいのですが、室内全体のインテリアとしてバランスがとれているかどうかが大切。インテリア小物を飾る際のポイントである「まとまり感」を出すにはどうしたらいいのか、簡単に実行できる3つのポイントをお伝えします。

まずは家具から!小物を揃えるのはその次のステップで考えよう

家具→小物の順番で揃える

インテリアを考えるというと難しそうに感じるかもしれませんが、基本的に「大きな面積の部分から決めていく」と比較的簡単です。


賃貸の部屋の場合は、床や壁・天井といった部屋自体を構成している部分はすでに決まっています。したがって、次に大きい面積を占める家具をまず決めましょう。

たとえばソファやテーブル、チェア、テレビ台などですね。ワンルームや1Kの部屋ならベッドも含めて、これらのデザインのテイストや色みを合わせます。


次にカーテンやラグといったファブリックアイテムを家具に合わせて選びます。同時に照明器具のデザインもそろえると、さらにまとまりが出ますね。


これらの項目が決まってはじめて、インテリア小物に目を向けます。ここまでのステップでインテリアのテイストがほぼ固まっていますから、インテリア小物を選びやすいはずです。


家具→ファブリック→小物。
この順番で進めるとまとまりやすいですよ。

テーマを決めてインテリア小物を飾ろう

テーマを決めてインテリア小物を飾ろう

インテリア小物を生かすには、いわゆるディスプレイの感覚で飾ることがポイントになります。つまり部屋の中に見せ場をつくるという意味です。

まずは、部屋のあちこちにインテリア小物を飾らずに、どこか一ヶ所にディスプレイコーナーをつくって並べること。インテリア小物が部屋のアクセントとして生きてきます。


そして、ディスプレイのテーマを決めることです。たとえば海や空といった自然、場所、動物など好きなものに関する小物を集めたり、アイテム自体はバラバラだけれどひとつの色でそろえたり。

「ここはこういう小物を集めているんです」と説明できる、要はストーリーを感じさせるコーナーにしましょう。


好きなものが多くて絞り切れないなら、一度にディスプレイせず数ヶ月おきに入れ替えるのがおすすめ。

「これもあれも」という足し算ではなく、「この中でこれとこれは別」という引き算の感覚でディスプレイを考えていきましょう。

小物を飾る時は高さも生かそう

小物を飾る時は高さも生かそう

インテリア小物を飾るとなると、棚やカウンターなどに並べるという印象が強いかもしれません。しかし、より大事なのは「視線」。おしゃれなインテリアは必ず高さを上手に生かして、視線を誘導しています。


たとえば、チェストの上にインテリア小物を飾った場合、その後ろの壁にミラーを飾ると、見ている人の背後が映るので奥行きが深くなった印象を与えます。

他にも、壁面に小さな棚を固定してインテリアグリーンと一緒にインテリア小物を飾ってみます。この場合、視線が上に流れますから空間に「リズム」が出ます。棚の高さを変えたり、棚からぶら下がるようなインテリア小物を飾るとさらに変化が出ますね。

同じ高さの場所に横に並べていくよりも、ちょっとした高低差をつけるだけでセンスアップできますよ。

まとめ

家具などのテイストに合わせて、厳選した数点のインテリア小物を一ヶ所にまとめ、高低差をつけながらディスプレイする。

お気に入りのコーナーをつくる感覚で少しずつ試してみてくださいね。


ではまた、いのこでした。

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