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お部屋×観葉植物でおしゃれ度5割増し!プロが考えるコーデ術とは?

Posted: 2018/03/27
いのこ いのこ

インテリアの観点から、植物の選び方・置き場所などを解説します。殺風景なお部屋も、観葉植物次第でおしゃれを演出できますよ。

お部屋に観葉植物をどう置くか

こんにちは、フリーのインテリアコーディネーターいのこです。


今週から、モデルルームの設営に入っています。アロマコンサルタントをしている友人と協力して、インテリア×香りという新しいコンセプトのコーディネートを提供する予定です。

香りは好き嫌いが大きなジャンルですが、誰にでも必ず相性のいい香りがあるのだとか。奥深い世界ですよね。


さて、今回はおしゃれに観葉植物を飾る方法がテーマです。

日々の生活に潤いを与えてくれる観葉植物。最近はインテリアグリーンと呼ばれることも多く、それだけインテリアとつながりが深いアイテムです。

手軽に飾れるのが魅力でもありますが、さらにコツをつかむことでよりおしゃれな雰囲気をつくることができます。


さりげないおしゃれを感じさせるためには観葉植物をどう飾るといいのか、アイデアをいくつかお伝えしましょう。

部屋の余白スペースに植物を飾ろう!

部屋の余白スペースに植物を飾ろう!

観葉植物は気になるけれどどう飾ったらいいか分からないという人は多いのではないでしょうか。

そんな人はまず小さなサイズの観葉植物から始めましょう。


小さなサイズの観葉植物を選ぶメリットは、手入れが楽なこと。そして飾る場所を選ぶのが簡単という点です。

たとえば、テーブルやカウンターの上にちょこんと置くと、何となくほっとする雰囲気が出せますね。

また窓枠に置けば観葉植物の生き生きとした姿を楽しめます。


こうした部屋の余白スペースに飾ることができるのは、小さいサイズならでは。リビングだけでなく玄関やトイレといった場所にも違和感なく置けますね。

慣れてきたら2~3個並べて置くのもおしゃれですよ。


最近は水やりが不要なエアプランツというタイプも増えてきました。空気中の湿気を水分としてとりこむので、基本的に放置していても枯れません。

エアプランツは鉢が不要なので、天井や壁にハンギングするといった飾り方もできます。

天井や壁にハンギングできるエアプランツ
天井や壁にハンギングできるエアプランツ

部屋全体にアクセントがついて個性的なインテリアになりますよ。

インテリアテイストとのバランスを考えよう

インテリアテイストとのバランスを考えよう

ある程度大きなサイズの観葉植物になると、部屋の雰囲気をつくりだす要素のひとつとして存在感が大きくなっています。

そのため、葉の形や大きさをインテリアテイストに合わせることで統一感を出すのがおすすめです。


たとえば西海岸テイストやアジアンテイストなど、海やリゾート地を思わせる開放的な雰囲気のインテリアなら、葉が大胆に大きく広がるタイプが合います。

モダンテイストやナチュラルテイストなど、家具やカーテンなどがシンプルなデザインのインテリアなら、葉が細くすっきりとしたタイプが合います。

もちろんミックステイストとして違う雰囲気の観葉植物を置くという方法もありますが、観葉植物だけが浮いて見える可能性がありますからできれば避けた方がいいでしょう。


鉢のデザインも観葉植物だけでなくインテリア全体のバランスをとるのに重要なポイント。

たとえば、和モダンのインテリアにブリキ製の鉢の観葉植物を置くのは合いませんよね。

素材や形、大きさ、色などは壁や床の色と合わせるようにしましょう。

観葉植物の手入れのしかたや生育環境についてもチェック!

植物のお手入れ・生育環境

どんなに素敵な観葉植物でも、葉に元気がなかったり枯れてしまったのでは飾る意味がありません。観葉植物は生きているのでお手入れが必要です。


お手入れに時間をかけられるならいいのですが、かけられないなら水やりや葉の間引きなどの作業がなるべくいらないタイプを選ぶのがおすすめ。

基本的に葉の厚みがある観葉植物ほど、栄養を中にため込んでおけるので丈夫です。少々水やりを忘れても枯れませんし、エアコンの風にも強いです。


また、室内にどれくらい太陽光が入るかをチェックしましょう。大きな窓が南側についているなら、毎日日光をたっぷりあるタイプでもOK。

ただし、日当たりがよくない部屋だと日照不足ですぐ枯れてしまいます。室内の光だけでも育つタイプを選ぶことが必要です。


観葉植物のあるおしゃれなインテリアをつくるには、観葉植物そのものが元気でなければいけません。

観葉植物を長持ちさせるためのお手入れや環境についてもきちんとチェックしておきたいですね。

まとめ

部屋の中にいても自然を感じられるのが観葉植物のよさ。まずは小さなサイズのタイプを1個、テーブルの上に置いて育ててみましょう。


ではまた、いのこでした。

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